サマースクールについて

法科大学院

東京大学法科大学院では、夏休みにサマースクールといって、伊豆の宿泊施設に泊まり込んで行う勉強会があります。そこでは、海外から先生を招聘し、海外の法律について集中講義を受けます。

以前は、在籍中1回しか単位をもらえなかったんですが、今年から、2回目以降も単位を取得できるようになりました(多分、昨年度参加したときに、私が要望を出した関係)!

サマースクールでの講義内容は、司法試験に直結するわけではないし、授業も英語も行われるということで、参加をためらう学生も多いのですが、個人的には、かなりオススメです。

授業のクオリティも高いし、先生も厳しい訳じゃないし、一緒に参加する学生との連帯感が高まるし、何よりも、英語で法律について会話する能力がつくのがメリットです。

それに、平野先生のおかげで、宿泊施設がとても豪華です。本当にありがたい。

3年周期で回っていて、アメリカ法→会社法→独禁法の順番で回っています。2019年度は会社法だったので、2020年度のサマースクールは独禁法の予定です。

2019年度のサマースクールでは、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国、シンガポールから先生がいらっしゃって、エージェンシー問題とMBOを中心に、世界各国における会社法について学びました。株主の公正が地域によって特徴があって、そこから顕在化する問題も様々あって、とても学ぶものが多くありました。冒頭で、サマースクールの授業が司法試験に直結しないと言いましたが、会社法に関しては、司法試験対策としても有意義だと思います。実際、仕事が始まれば、MBOを行ったり、買収防衛をしたりするとも思いますし。

私は、2018年度も参加しましたが、このときは、アメリカの憲法、刑法、民法等を学びました。特に印象に残っているのは、憲法のギンズバーグ先生。ギンズバーグ先生のおかげで、その次の学期に宍戸先生の憲法ゼミを取ったようなものです。

参加費は少し高くて、学生だと7万円しますが、外部の人の参加費は20万円です。せっかく高い授業料を払っているのですから、7万円出してでも参加した方が、逆にお得な感じがします。

サマースクールでは、中国、韓国、シンガポールの学生も参加しますが、彼らと一緒に学ぶことができるのも大きな魅力。個人的には、特にシンガポールの学生が本当に優秀だなと思います。彼らは軍隊もあるので、なんというか、頭脳の明晰さに加えて、タフな感じもあります。

どっかに旅行に行くのもいいですが、旅行なんて、ロースクールを卒業してからでもいくらでも行けますから、是非、大学院在学中にサマースクールに参加されることをオススメします。

英語力が低くても、なんとかなりますよ(最初に参加したときの私の英語力は本当に壊滅的でしたから…笑)