最高裁判所第一小法廷平成26年(あ)第471号 平成27年1月26日決定

       主   文

本件上告を棄却する。
当審における未決勾留日数中210日を本刑に算入する。

       理   由

 弁護人井上陽介,同益田博文の上告趣意のうち,憲法38条3項違反をいう点は,所論の事実について被告人を有罪とした第1審判決及びこれを是認した原判決は,いずれも被告人の自白のみによったものではなく,自白以外の証拠をも総合して判断したものであることが判文上明らかであるから,前提を欠き,その余は,事実誤認,単なる法令違反の主張であって,刑訴法405条の上告理由に当たらない。
 よって,同法414条,386条1項3号,刑法21条により,裁判官全員一致の意見で、主文のとおり決定する。 
平成27年1月26日
最高裁判所第一小法廷
裁判長裁判官 櫻井龍子 裁判官 金築誠志 裁判官 白木勇 裁判官 山浦善樹 裁判官 池上政幸