最高裁判所第一小法廷平成30年(行ツ)第152号 平成30年12月13日判決

       主   文

本件上告を棄却する。
上告費用は上告人らの負担とする。

       理   由

 上告人兼上告代理人A,同B及び同Cの上告理由について
 論旨は,平成29年10月22日に施行された衆議院議員総選挙のうち東京都選挙区及び南関東選挙区における比例代表選出議員の選挙について,衆議院比例代表選出議員の選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数を定めた公職選挙法13条2項及び別表第2の各規定(以下「本件定数配分規定」という。)は憲法に違反しており,これに基づいてされた上記各比例代表選出議員の選挙は無効である旨をいう。
 しかしながら,本件定数配分規定が憲法14条1項,15条1項,3項,43条,44条,47条等の憲法の規定に違反するものでないことは,最高裁平成11年(行ツ)第7号同年11月10日大法廷判決・民集53巻8号1441頁,最高裁平成11年(行ツ)第8号同年11月10日大法廷判決・民集53巻8号1577頁の趣旨に徴して明らかである。論旨はいずれも採用することができない。
 よって,裁判官全員一致の意見で、主文のとおり判決する。 
最高裁判所第一小法廷
裁判長裁判官 深山卓也 裁判官 池上政幸 裁判官 小池裕 裁判官 木澤克之 裁判官 山口厚