最高裁判所第三小法廷平成25年(あ)第1377号 平成27年3月3日決定

       主   文

本件上告を棄却する。

       理   由

 弁護人後藤貞人ほかの上告趣意のうち,憲法39条違反をいう点は,検察官の上訴は同一の犯罪について重ねて刑事上の責任を問うものでなく,また,憲法37条1項違反をいう点は,記録に照らし,本件の審理が著しく遅延したとは認められないから,いずれも前提を欠き,その余は,判例違反をいう点を含め、実質は単なる法令違反,事実誤認の主張であって,刑訴法405条の上告理由に当たらない。
 よって,同法414条,386条1項3号により,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり決定する。 
平成27年3月3日
最高裁判所第三小法廷
裁判長裁判官 岡部喜代子 裁判官 大谷剛彦 裁判官 大橋正春 裁判官 木内道祥 裁判官 山崎敏充