最高裁判所第三小法廷平成29年(あ)第841号 平成29年9月11日決定

       主   文

本件上告を棄却する。 
当審における未決勾留日数中20日を本刑に算入する。

       理   由

 弁護人小井土直樹の上告趣意のうち,憲法38条違反をいう点は,記録を調べても,被告人の捜査段階における供述が所論のような捜査官の不当な取調べ等によって得られたと疑うべき証跡はないから,前提を欠き,その余は判例違反をいう点を含め,実質は単なる法令違反,事実誤認,量刑不当の主張であって,刑訴法405条の上告理由に当たらない。
 よって,同法414条,386条1項3号,181条1項ただし書,刑法21条により,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり決定する。
平成29年9月11日
最高裁判所第三小法廷
裁判長裁判官 山崎敏充 裁判官 岡部喜代子 裁判官 木内道祥 裁判官 戸倉三郎 裁判官 林景一