最高裁判所第三小法廷平成30年(行ツ)第70号 平成30年9月25日判決

       主   文

本件上告を棄却する。
上告費用は上告人の負担とする。

       理   由

 上告代理人加藤寛崇,同村田雄介の上告理由について
1 上告理由のうち憲法25条及び14条違反をいう部分について
 国民年金法(平成24年法律第62号による改正前のもの)37条及び37条の2の各規定のうち遺族基礎年金を受けることができる者を被保険者又は被保険者であった者の妻又は子とする部分が憲法25条、14条に違反するものでないことは,最高裁昭和37年(オ)第1472号同39年5月27日大法廷判決・民集18巻4号676頁,最高裁昭和51年(行ツ)第30号同57年7月7日大法廷判決・民集36巻7号1235頁の趣旨に徴して明らかである。論旨は採用することができない。
2 その余の上告理由について
 論旨は理由の食違いをいうが,その前提を欠くものであって,民訴法312条1項及び2項に規定する事由のいずれにも該当しない。 
 よって,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり判決する。
最高裁判所第三小法廷
裁判長裁判官 岡部喜代子 裁判官 山崎敏充 裁判官 戸倉三郎 裁判官 林景一 裁判官 宮崎裕子