最高裁判所第二小法廷平成30年(あ)第280号 平成30年9月10日決定

       主   文

本件上告を棄却する。
当審における未決勾留日数中100日を本刑に算入する。

       理   由

 弁護人園田寿の上告趣意は,憲法違反をいう点を含め,実質は単なる法令違反の主張であり,弁護人奥村徹の上告趣意のうち,規定違憲をいう点は,原審で何ら主張,判断を経ていない事項に関する違憲の主張であり,判例違反をいう点は,事案を異にする判例を引用するものであって本件に適切でないか,原判決は所論のような趣旨を判示したものとはいえないから前提を欠くものであり,その余は,憲法違反をいう点を含め,実質は単なる法令違反,量刑不当の主張であり,弁護人小松圭介,同山本衛,同須崎友里の上告趣意のうち,判例違反をいう点は,事案を異にする判例を引用するものであって本件に適切でなく,その余は,憲法違反をいう点を含め,実質は単なる法令違反、事実誤認,量刑不当の主張であって,いずれも刑訴法405条の上告理由に当たらない。
 よって,同法414条,386条1項3号,刑法21条により,裁判官全員一致の意見で,主文のとおり決定する。 
平成30年9月10日
最高裁判所第二小法廷
裁判長裁判官 三浦守 裁判官 鬼丸かおる 裁判官 山本庸幸 裁判官 菅野博之